2016リオデジャネイロオリンピック:ブラジル 閉幕!
こんにちは。中日新聞豊橋西部専売店 鳥居新聞店です。
残暑厳しい折、体調管理は万全ですか?まだまだ朝夕に秋の気配は僅かですが、夏休みも来週まで。大人も子供も、夏の疲れが溜まったり、宿題が溜まっていたり・・・・。太平洋上では台風も続けて発生し、溜まっているというか渋滞中。どうせ溜まるならお金が貯まって欲しいもんですねぇ。(共通願望ですよね!)とはいえ、何でかんでも増えればいいというものでもありません。スムーズに物事が進むのが第一です。夏バテせずに仕事ができて、宿題片付けて学校に行けて、これからのシーズン、台風も被害が少ないといいですね。
さて、2016年8月22日 2016年ブラジル:リオデジャネイロオリンピックが無事に閉幕しました。治安や財政難を危惧する声の中、テロなどの大きな混乱が起こることなく、日本選手団としては史上最多の41個のメダルを獲得しました。
快挙ともいえる各競技でのメダル獲得の知らせは、順調に数を伸ばし前半は前回ロンドンオリンピックに並ぶ勢い。男子柔道の復権と悲願の卓球メダル獲得、アジア初のカヌー競技メダル獲得、男子体操の意外な結末や男女競泳陣や男子陸上の大活躍。涙と踊り立つような歓喜の映像は、後半に控えるシンクロ・レスリングなどメダル獲得の可能性が高い競技への期待を一層高めました。
そんな大会後半にもドラマは続き、衝撃の女子レスリング吉田選手の銀メダル。前人未到の言葉通り同競技での4連覇がどれほど困難であったか。マットで体を丸めて立ち上がることが出来なかった吉田選手の、意外なほど小さく見えた背中が印象的でした。と同時に、他の選手も同様負けて『申し訳ない』と真っ先に口にする、その目には見えない計り知れない重圧を感じさました。
日本代表選手団主将として、自らの重圧だけでなく、周囲への気配りが話題となった吉田選手。その背中を見つめる多くの仲間に慕われる人柄が、若い選手達の励みと目標になったのは明らか。
『金を取って最後の大会に』と話していたという吉田選手は、東京五輪についても前向きに検討している様子。今回4連覇を成した伊調馨選手が新たに5連覇を目指します。
選手層の厚い日本レスリングは、若い選手の台頭でベテラン選手との代表争いも激しく、今大会でも圧倒的存在感を世界に見せ付けました。次回東京五輪は若い選手も研究され、追われる立場として更なる進化を求められています。
男子リレーも見ていた人達の胸を熱くする接戦でした!8月20日の朝刊に並ぶメダル獲得の文字。
『男子陸上400mリレー 銀』 あのボルト選手と並んで走り、その背中が手を伸ばせば届きそうな位置でのゴール。まだ若い男子陸上400mリレーチームの今後が輝いて見える一瞬でした。ボルトが今大会を最後に引退を示唆している中、東京五輪では目指せ金メダル!と言えるでしょう。
『男子50km競歩 荒井選手 銅』 過酷な競技として浸透している競歩ですが、初のメダル獲得は“失格”の波乱からの銅メダル獲得。競っていた他選手との接触を理由に“進路妨害”として失格とされたものの、日本陸連の抗議が実り一転銅メダル獲得となりましたが、こういった抗議が通ることも比較的少ないことだそうです。競歩の競技中に接触は少なくなく、今回荒井選手もゴール後に選手同士が互いに健闘を讃えあったとのことで、選手間にはわだかまりは無かったようです。選手自身とメダルを取らせたい周囲の温度差みたいなものだったのでしょうか。
一見 『目玉焼き』。なんていってしまいましたが、こう見ると日の丸ってシンプルでインパクトありますね。
東京からブラジル:リオデジャネイロまで、阿部首相が様々なキャラクターやこれまでのオリンピアンと連携し、最後にはドラえもんのひみつ道具を使い、マリオに変身(?)して、日本の反対側に通した土管から飛び出すという、日本のアニメ文化を前面に押し出したコミカルな映像で始まった、東京五輪の紹介セレモニー。椎名林檎さんの演出と楽曲とは知らずに見ましたが、朱色も艶やかな映像は東京への鮮烈な印象を残したのではないでしょうか。
これからリオ・パラリンピックも開幕します。車椅子テニスやバスケットなどメジャーになったスポーツもあり、こちらも注目されます。ブラジルでは、パラリンピックの観覧チケットが売れ行きもイマイチと懸念されていますが。あと2週間程度の準備期間に、改めて注目されることを願います。
日本国内でも、オリンピックでのメダルラッシュからの期待が膨らんだせいか、これまで以上にパラリンピック出場選手への注目が集まっています。特番などで紹介されることも多くなり、多種多様な障害や病名を目にする機会が増えることと思います。理解を深め、知識を広げる絶好の機会としても、注目したいスポーツイベントですね。