今日は休刊日です
こんにちは。中日新聞豊橋西部専売店 鳥居新聞店です。
今朝は各紙新聞の休刊日となっております。朝刊はありませんが、朝夕刊セットでご購読の皆様は、夕刊が配達されます。
時々「今日朝刊が届いてないのよ」と、お電話くださるお客様がお見えになります。前日の朝刊・夕刊にはお休みのお知らせが掲載されているのですが、なんといっても小さいものですから、お気づきになられないお客様もお見えになります。お手間を取らせて大変恐縮です。
でも、あんまり大きく表示するのも、なんだか『お休みで嬉しい』って言ってるみたいで、いいんだか悪いんだか。待っていて頂けていると思うと嬉しいという一面もありますので、気になることはどうぞ、お電話頂ければ幸いです。
さて、朝刊休刊日でも夕刊はあります。とはいえ、今日の夕刊はアメリカでの銃乱射事件の続報と、川での事故など痛ましいニュースが続いています。先日亡くなられたモハメド・アリ氏の葬儀がイスラム教系でありながら、宗教・宗派を問わず参列者が列を成した様子が話題になったばかり。その直後に起きた今回のアメリカ銃乱射事件は、過激派組織ISに絡んだテロとの見方があります。イスラム教が悪いわけではないと、多くの人々がわかっているだけに本当に悲しい事件です。
悲しいニュースだけを取りあげるのも寂しいものですから、笑えるような(?)記事を11日土曜日の夕刊から。
夕刊の一面にある『夕歩道』から。
ヒーローのコスチュームに絡めて、東京舛添都知事の“チャイナ服を着て習字をすると、筆がスムーズに動く”ので、高級なシルクのチャイナ服を買いました。のお話をチクチクといじっております。
どれほどの美文字かも気になりところですが、筆の動きよりも都政のスムーズな進行の方がよっぽど大事なのは誰から見ても明々白々。舛添氏はヒーローではありませんが・・・『ぼろは着てても心は錦』なんて言葉もあるわけで。はてさて、シルクの高級チャイナ服を着てまで一体どなたへどんな書が届けられたのでしょうね?
『来月遊ぶけど一緒にいく?』なんて内容だったら、都民でなくても怒りますよね。あ、笑えませんでしたね。
続いて、来月の参院選に絡めて個人的に気になった記事を10日付けの朝刊から。
『10代へ党PR熱く』の見出しで、自民党の18歳選挙権対策を取り上げています。
10代の女性モデルとの対談(?)をネット配信したり、オタク文化で言われる『痛車』(アニメ等のキャラクターで車体やその一部を大きくペイントした車)を使って街宣活動をしたり。一見するとなんの映像なのか、すぐには理解できないようなそれぞれの写真が並びます。
2016年参院選を目前に、新たに選挙権を持つ若者に向けて、党をPRしようと自民党が行っている活動なのですが、是非はともかくとりあえず驚き。元々こういったメディア向け戦略に強い自民党ですが、今回も派手に行っています。この方法で、新たな有権者を獲得できるのかわかりません。ただ、目を引くことは間違いなさそうです。一方で、若者の目を引き、まずは気軽に選挙に参加してみよう!と呼びかける数々のPRを見る大人の目線はどうなのか。
『二兎追うものは一兎も得ず』と申します。とりあえず、先々お付き合いの長くなりそうな若者から得ておこうというのかな?いやいや、中高年だってまだまだ黙ってません。それにしても、自民党以外の党は一体何をしているのでしょう?手法はともかく前向きなのはいいこと?でしょうか。
参院・衆院とのダブル選挙はなくなりましたが、民意を強く政局に反映させる為にも、今回の参院選は重要な選挙です。18歳でなくても、というよりは18歳以上の有権者は当然、初めての選挙に臨む新・有権者の手本になるべく投票に行っていただきたいですね。