紙面で和もう

こんにちは。中日新聞豊橋西部専売店 鳥居新聞店です。

 三寒四温の言葉通り、節分を過ぎたあたりから『暖かい』と『寒い』を繰り替す気候に、インフルエンザの流行が相まって体調を崩している方も多い様子です。皆さんは如何ですか?くれぐれも体調管理には、お気をつけ下さいね。

 

 さて、このところ気持ちが荒むような事件事故・呆れて言葉も出ないような政治家の話題が相次いで紙面を賑わせていますね。そんな紙面にウンザリされてはいけない!ということで、ご愛読者もあろうかと思いますが『4コマ漫画』のご紹介。

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 テレビ欄をペラリと捲ると、毎日そこで見られる『おーい栗之助』の4コマ漫画。今の話題を江戸時代(?)に転化して、ほのぼのとした漫画にしてくれています。今回は『猫バンバンプロジェクト』。

 『猫バンバン』って何?と思う方も多いかと思いますが、こちら1コマ目に説明があるように、車の下やタイヤと車体の間で暖を取っている猫がいることってありますよね。発進してしまうことで起こる事故を防ぐため、発進前の車のボンネットなどを"バンバン”叩いて猫に気づかせる運動のことです。

 なによりネーミングがいいですよね。『猫バンバン』わかりやすいし親しみやすい。

 なるほど。私も以前、某お城を見に行った際の駐車場で車の下に猫がいるのを見つけました。近寄っても全然逃げてくれなくて「発車するけど・・・」と、覗き込んだ辺りでようやく逃げてくれました。夏場だったので日よけだったのでしょうが、夏でも冬でも猫は狭い所が好きですからね。今の時期だけの話ではなさそうです。

 漫画の駕籠かきさんは、お客さんが入る前の猫バンバンを欠かしていなさそうですが、肝の据わった猫がいた様子。

 やっぱり『安全』のためには目視確認は大事なようだと、現代の運転手にも念を押しているようです。

 

 

 

 続いてこちらは『怠け者も役に立つ?』 (紹介記事 2/17 3面)

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 以前、私が聞いた海外の論文で

 『働き蟻だけを集めて集団を作ると、その集団の中で新たに2割程度の“働かない蟻”が現れ、働く蟻と働かない蟻の比率は常に同じ状態を維持される』

というのがありました。

 今回の記事は、その“働かない蟻”の存在意義は“働き蟻の代役”として長期運営の相対的な維持には必要だというお話。

 「ナットクいかなーい」という声が聞えてきそうですね。同感です。毎日頑張っている人と、頃合を見てぼちぼち働く人と会社の存続にはどちらも欠かせないというのですから、なんとも腑に落ちません。

 つまり働かない蟻(人)は、時々働けばいいってことでは?と思いますよね。ピンチになれば働くから存在する意味があるなんて結果論です。人間界ではそうはいきません。常には働かない人は、ピンチにも働かない可能性のほうが高いのではないでしょう。記事でも『活躍する可能性がある』とのこと。いつも頑張っている人の怒号が聞えてきそうです(笑)

 蟻さんの集団でいえば、これは生物として持って生まれた性質上で、役割分担がローテーション的に回っているのではないか思えば納得できますよね。3勤2休とか実は皆働いて、皆休んでいるのでは?だって蟻の集団はすごい数です。見分けなんて、いくら大学教授だってできないでしょ?なんてね。

 それに、『蟻とキリギリス』の童話にもあるように、働き者で通っている蟻の中にも、実はちゃっかり怠け者がいるなんて言われると、なんとなくがっかりしてしまうのは私だけでしょうか。

 私はちゃんと頑張って働く人の方がいいなぁ。