ちぎり絵やってみました!

こんにちは。中日新聞豊橋西部専売店 鳥居新聞店です。

94歳の造形作家・木村セツさんをご存知でしょうか。

今、中日新聞イチオシの「新聞ちぎり絵」の分野で、90歳からちぎり絵を始めて有名になったおばあちゃんです。

昨年春日井で開催された展示会や、作品集を見ましたが、新聞やチラシを手でちぎって貼ったとは思えないくらい題材の色味や陰影もイキイキとして、写真かと見間違うような作品に感動しました。

パッチワークしかり、細かい作業の苦手な私ですが、「新聞ちぎり絵」講習会に参加して始めてみました。新聞のカラー面を手でちぎって下絵に沿って糊で貼っていきます。

写真のとうもろこしは、二作品目です。はがきサイズの大きさで、二時間ほどでできあがりました。

最近の新聞はカラーページも多く、色鮮やかで、ちぎり絵に使いたい色が豊富にあります。ところが、そう思って貼ってみると、自分のイメージした色合

いとは随分違った色味になってしまい、色探しには苦労しました。

良い点の一つに、失敗だと思っても上から何度も貼り直せます。葉の部分は幾重にも貼り直しています。

そして、作っている時は夢中になれますし、「無」にもなれます。忙しい日々の中で心を落ち着かせる作用もあるような気がします。指先を動かすことで脳の活性化にも効果があると言われる「新聞ちぎり絵」をみなさまにもお勧めしたいと思います。          スタッフS・K